外壁塗装に用いるサイディングの種類
外壁塗装では「サイディング」という言葉がしばしば使われますが、どんな種類があるのでしょうか。
今回は、外壁塗装のサイディングについて詳しく見ていきましょう。
▼外壁塗装で使われるサイディングの種類
外壁塗装で耳にするサイディングには、さまざまな種類があります。
■窯業系サイディング
そもそもサイディングとは、「サイディングボード」と呼ばれる防水機能を施した板を張って外壁を作る建築手法です。
このサイディングにはいくつか種類がありますが、窯業系サイディングが最も多く使われています。
窯業系サイディングは、セメントや繊維質を練って板状に固めた素材です。
デザイン性に優れており、防火性が高いのにお値段はお手頃とあってサイディングのシェアは70%を占めています。
■金属系サイディング
金属系サイディングは原料にスチールやアルミニウム・ステンレスにガルバリウムといった金属を使ったもので、断熱性と防音性に優れているのが特徴です。
耐水性が高いことから防水機能が長く続くため、メンテナンスに手間がかかりません。
■木質系サイディング
木質系サイディングは天然木に塗装をしたもので、木の温もりが感じられる家に仕上がります。
ただ、サイディングとはいえもともとは木材ですので、防火性や防水性が劣るのは否めません。
したがって、こまめに塗装をやり直す必要があります。
■樹脂系サイディング
樹脂系サイディングは樹脂を使って作ったサイディングボードで、非常に耐久性に優れているのが特徴です。
もともとはアメリカやカナダの寒い地域で作られた外壁素材ですので、冷害に強い家となります。
さらに塩害にも強いことから、海の近くに建つ家の外壁にも最適です。
メンテナンスはほぼ不要と、まさに文句のつけようのない種類のサイディングですが、日本での普及率はわずか1%にすぎません。
そのため、そもそも工事ができる業者が見つからないという点が樹脂系サイディングの最大の難点です。
▼まとめ
近年、外壁塗装に多く用いられるようになったサイディングの種類は実に豊富であることがわかりました。
寒冷地や海の近くに適したものもあれば、デザイン性を追求するのに適したものもあり、選ぶのも楽しみの1つとなっています。
高度な技術と、安心・安全の外壁塗装工事のことなら、ぜひ弊社にお任せ下さい。
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