コーキングの劣化について
コーキングはさまざまな影響を受けて劣化していきます。
コーキングの劣化について、詳しく紹介していきたいと思います。
▼コーキングとは
コーキングとは、合成樹脂や合成ゴム製のペーストを使って建物の隙間を埋めることをいいます。
気密性や防水性向上を目的としています。
▼コーキングの劣化
■ひび割れ
表面に細かなヒビが入っている状態になります。
コーキングが紫外線や地震などのさまざまな影響を受けて、弾力性が失われて建物の揺れに追従できない場合にひび割れが起こってしまいます。
■肉やせ
シーリング材に含まれる可塑剤が溶け出す症状で、コーキングの厚みが減少します。
経年劣化でない場合は、新築時に施工した際にシーリングのボリュームが足りていなかった可能性が考えられます。
■剥離
サイディングボードやパネルとの間に隙間ができてしまう状態になります。
隙間から雨水が侵入することで腐食や割れ・反りが発生する可能性があります。
■破断
ひび割れが広がって、コーキングが裂けてしまっている状態になります。シーリング材の劣化や寿命で起こる可能性があります。
雨水が浸入する可能性が高いので、早急にメンテナンスが必要になってきます。
■欠落
シーリングが取れてしまって内側が見えてしまう状態になります。経年劣化やプライマー不足であった可能性が考えられます。
危険度が高くなりますので早めの補修が必要になってきます。
▼まとめ
コーキングは使用する種類にもよりますが、一般的に5~10年の寿命といわれています。
コーキングには経年劣化や日々のさまざまな影響を受けて、劣化症状が現れてきますのでレベル段階に応じた補修を行うことが大切になってきます。
劣化原因をしっかりと見極めて対策を行ってみてください。
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